雨樋(あまどい)の塗装について
雨樋にも寿命はあります。
雨樋の寿命はおよそ20~25年ってところです。
雨樋の役目は、屋根に降った雨水の道を作って、
地面まで下ろしてくれくれます。
雨樋が壊れてしまうと雨水が行き場をなくしてしまい、
軒先・軒裏や外壁から雨漏りをして
建物内部を腐食してしまうおそれがあります。
この写真は築20年以上経過した家です。
バルコニーにたまった雨水を長す樋が破損してしまい、
行き場をなくした雨水が外壁に漏れだしてしまいました。
そのまま時間が経過し、外壁にコケが生えてしまい
ごらんのとおりです。
雨が降ったときに、雨樋が機能していないと
外壁が腐食して穴が開いてしまい
そこから雨水の侵入をゆるしてしまいます。
ときには雨樋もチェックして大切な家を守りましょう。
塩化ビニル製(硬質塩ビ)の樋に塗装するにはどうしたらいいですか?
弱溶剤のウレタン樹脂塗料の2回塗りをお勧めしています。
樋の劣化が激しい場合は、先に塩化ビニル用プライマーを
下地塗装して上塗りをかけることもあります。
ただし、塗装前にサンドペーパーをあてて
下地を目粗ししておくことと、
付着している汚れ、油脂分を除去しておくことが必要です。
樋は塩化ビニール製です、ちゃんと塗装することで
家の寿命を延ばすことにつながります。
これをほおっておくと塩ビ管の劣化で塗料が剥がれて
腐食し始め建物内部に悪い影響がでます。
外壁と屋根をしっかり塗装すれば安心!ってことではありません。
樋の塗装も必要なのではとチェックしてみてください。
まさか雨漏り?どこから?
点検を自分でやってみたい人への
チェックシートを用意しました。
屋根・外壁など各チェック箇所や
どのような状況が雨漏りしやすいのか
参考になるかと思います。