外壁塗り替え|ご近所のご挨拶は絶対してください!

新しく家を建てたならば、いずれ外壁や屋根が劣化していくのは仕方のないことです。
長く家を維持するために、傷んだところの修繕やメンテナンスが必要です。

外壁と屋根の塗り替えをするだけでも、家の劣化をおさえることになります。

外壁や屋根の塗り替え工事が決まったら、はじめにやらなければならないことがあります。
ご近所の方への挨拶です

これ、忘れてはいけないことです。
日々生活していく中で、お隣さんへの配慮、ご近所とのお付き合いは大切です。

工事前、ご近所への挨拶がなぜ大切か

工事をおこなうにあたって、騒音や臭いなどによって周辺の住民の方に、迷惑をかけてしまうことがあるかもしれません。

周囲に迷惑をかけてしまう可能性のあるならば、前もってご近所への挨拶も欠かせないことです。

挨拶をしなければいけないのはわかります、がどんな風に挨拶をすべきか?
そう思っている方も多いのではないでしょうか。

塗り替え工事の挨拶行くのは何日前がいいか?

塗り替え工事の挨拶っていうのは、あまり早くに行くのは考えものです。
工事開始の2~3週間以上前に行ってしまうと、間があきすぎてしまい、お隣さんは忘れてしまうこともあります。

だと言って、直前過ぎても良くありません。
「えーいきなり?」って悪いイメージをもたれるかも。

状況にもよりますが、工事の1週間くらい前に挨拶に行くのがベストだと思います。
遅くても3~4日前ぐらいには挨拶を済ませておくのがいいでしょう。

塗り替え工事の挨拶に行く範囲は?

工事前の挨拶に行くには、ご近所どれぐらいの範囲がいいのでしょうか。

一般的に、左右両どなりはもちろん、お向かいの家とその左右両どなり、さらに後ろ側の家とその両どなり、
最低限、あなたのお家をとりまく四方に建ってる範囲には、挨拶するべきでしょう。

また風向きで塗料の臭いや、騒音の影響があるかもと予想できるならば、挨拶に行った方がよいかもしれません。

家の前の道路が狭く工事用のトラックの往来で、迷惑をかけるかもしれないと思うのならば、挨拶に行った方がいいです。

工事に使う材料の搬入等で道路に、一時的にトラックを止めざるを得ないこともあるでしょう。

これも事前に挨拶の際に説明をしておけばトラブルになりにくいでしょう。

挨拶用のちらしと粗品を事前に準備しておく

挨拶に行く際に、挨拶用のちらしと粗品を準備しておけば、やりとりがとてもスムーズに進みます。

挨拶ちらしに書かれた内容を見せながらの説明ができるので、塗り替え工事の内容を確実に理解してもらえます。

挨拶に行ったときに先方がお留守だった場合、その挨拶用のちらしが活躍します。
ポストに投函しておくことで、工事のことを告知できます。
再度あらためて挨拶に行けばいいですね。

タオルや洗剤、またはカンタンなお茶菓子などの粗品も一品揃えると、相手の印象がよくなることも多いです。

予算がかからない程度に選品し用意しておくに越したことはありません。

粗品がちょっと豪華すぎると、逆に先方に気を使わせてしまうこともありえます。

足場仮設工事で気をつけること

外壁・屋根の塗り替え工事は、およそ1週間~2週間ほどの日数がかかります。

期間中は当然ながら足場がかかります。

かりにお隣の家が隣接してるのであれば、仮設足場の圧迫感を感じることでしょう。
不便、または不快を与えるかもしれません。

工事期間中は、相互ともに気を遣うことにもなります。

【注意】足場の仮設

◎足場の鋼管パイプが、お隣さんの敷地にはみ出ている?

◎足場工事の時に出るハンマーの金属音がうるさい?

足場材を積んだ工事車両が、道路を塞いでしまって、車の出入りができない?

足場のせいでお隣に太陽光が入らなくなった?

足場の鋼管が少しでも隣の敷地に出てしまうと、お隣さんはいい気分ではないでしょう。

足場を組む際に発生するハンマーの音、金属音がうるさいと気になる方もいるでしょう。

足場材を積んだ工事車両が、道路を塞いでしまって、車の出入りができない可能性もあります。

足場が建ったあとによくトラブルの原因になるのが、太陽の光が入らなくなった、
これじゃあ洗濯物が乾かない‥といった具合です。

おとなりさんが不快に思ってしまったら遅すぎます。

工事の前にちらしを作成するなどして、きちんと説明しておけば、先方の受け止め方は変わってきます。

高水圧洗浄工事で気をつけること



外壁や屋根の塗り替え工事がはじまると、最初の工程に「高水圧洗浄」があります。

高圧の業務用洗浄機器で付着したよごれを洗い流していきます。

こちらでも気をつけておくことがあります。

【注意】高水圧洗浄の作業

◎高水圧洗浄機の音がうるさい?

◎強力な水が飛び跳ねて、おとなりさんの車や洗濯物が濡れる?


この業務用の高水圧洗浄機が稼働するとエンジン音が発生します。
(防音型の洗浄機もあります)

この音がうるさいって、おとなりさんからクレームがつく場合があります。

また強力な洗浄水が飛び跳ねて、お隣りさんで駐車している車や、外に干してある洗濯ものが濡れる可能性もあります。

飛び跳ねた洗浄水はよごれを含んでいるので、おとなりさんはたまったものではありません。

なのでこちらも工事が始まる前に、ご挨拶と説明をしたほうが懸命です。

さいごに

一番誠意のこもったご挨拶は、塗り替え工事の担当者さん、現場の監督さんと一緒になって行くことです。

子どもが喜ぶお菓子などをもって、「ご迷惑をおかけします」と頭を下げて渡すことで、その後のトラブルを少しでも回避させることができます。

ご近所とのトラブルもなくスムーズに工事が進めば、作業される職人さんも気持ちよく仕事を進められます。

工事期間中は、ご近所さんへの配慮は欠かすことはできません。

まさか雨漏り?どこから?

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屋根・外壁など各チェック箇所や
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