屋根のボルトキャップまわりの雨漏り補修しました

本日は折板屋根を補修してきました。

こちらが雨水が漏ってきたという外壁です。
窓から雨水が侵入してるらしいので、屋根にあがってみました。

屋根に上がってみると、ところどころに錆が発生してます。
中には小さな穴が開いてるのも見つけました。

折板屋根のボルト部分の写真です。以前も雨漏りしてたのでしょうか、
ボルトまわりにシーリングをうってありました。

じつはここがもっとも疑わなければいけないところなんです。
見てわかるように、錆がタラ~っと流れてますね。
雨水がボルトまわりに溜まっていた証拠になります。

後日晴れましたので、さっそく補修作業にかかります。
錆びてる箇所を磨いて、サビ粉を落とします。
一般的にこれを「ケレン作業」と言います。

続いて錆止めの塗料を塗ります。

次はボルトまわりです。
ワイヤーブラシでボルトまわりのサビを落とします。

こちらも錆止め塗料を塗ります。

サビ止め塗料が乾いたら、溶剤系(シンナーで希釈)の塗料を塗ります。

ボルトには、ブルトキャップを被せます。
雨漏りの補修はこのような流れです。

ボルトキャップとは?

写真にも写っている折板屋根は倉庫、工場、ガレージ、商業施設などに多く使われている屋根材。
強度も十分でコスパも優れています。

ですが折板屋根は金属製のため表面の塗膜が劣化すると、防水性が低下し錆びが発生する原因となってしまいます。
たとえ定期的な屋根の塗り替え工事や防水工事を行っても、ボルト部分のサビによる腐食雨漏りが起こる可能性があります。

ボルトやそのまわりが錆びてしまうと、雨によって屋根に流され付着してしまいます。

この重大な問題を解決するのが「ボルトキャップ」と呼ばれるボルト部分に被せるキャップです。
キャップをするだけで、錆びによる腐食やボルトが原因となる雨漏りの可能性を減らすことができます。

サビが発生してる部分を補修塗装して、
ボルトキャップをいれました。
以上で補修作業は完了です。

まさか雨漏り?どこから?

どこから雨漏りしてるのか?
点検を自分でやってみたい人への
チェックシートを用意しました。

屋根・外壁など各チェック箇所や
どのような状況が雨漏りしやすいのか
参考になるかと思います。