鉄骨階段が錆びていたので錆止め塗替えをしました

屋外にある鉄骨の階段は、外壁や屋根などと違い
鉄部なので経年劣化でサビや剥離が進行してしまう箇所です。

鉄骨の階段などの建物の鉄の部分は、こまかくメンテナンスをすることで
サビ・腐食などの劣化を防止することができます。
しっかり劣化してしまった鉄部のサビを落としてから、
鉄部専用の錆止め塗料を塗ることでしっかりとサビ止め対策を施工できます。

鉄骨階段の錆を落とします

階段や鉄骨を長持ちさせるには、定期的なお手入れ、塗り替えが必要となります。
鉄は空気と水に触れることにより、サビ(錆)を発生させてしまいます。
サビをそのままにしておくと、鉄骨に穴があいたり、腐食の原因になります。
鉄骨をサビから守るために、手入れが必要となります。

工事の流れとしては
サビや旧塗膜などを落とす「ケレン」からスタートして、
「中塗り」「上塗り」と塗っていく3つの工程になります。

なんといっても大事なのは「下地処理」です。
塗装の仕上がり具合や、鉄骨の寿命を考えれば最初におこなう必要な作業です。

ケレンは、ディスクグラインダーという電動工具を使います。
工具の入らない場所は、紙やすり・サンドペーパーを使います。

頑固なこびりつきは、ディスクグラインダーで磨くのが良いです。
しかし、電動工具に慣れていない人には大変危険です。

鉄骨階段踏み板です。平場とあって錆が多く発生しています。
錆の程度が悪化すると、穴があくなど腐食に繋がります。

鉄骨階段に錆止めの塗料を塗ります

またサビが発生しないように、錆び止めの塗料を塗ります。

エポキシ樹脂という成分が含まれていて、腐食性物質の侵入を防ぎ、
仕上げ塗料の密着性を高める効果があります。

一回目の錆止め塗装が終わりました。

二回目の錆止め塗装に入りました。

塗料をしっかり含ませ、膜圧をつけていきます。

二回目の錆止め塗装、完了です。

この錆止め塗料、ホームセンターで買うならば
「エポキシ樹脂錆止め」と書いてある塗料を探してみてください。
注意点としては、油性(溶剤)を選んでください。
水性は買わないでください。

鉄骨階段、仕上げの上塗りをします

上塗り一回目です。
今回使用した塗料は、日本ペイントさんの
・ハイポンファインデクロ錆止め
・ファインSi(二系型シリコン)

二液型のシリコン樹脂っていう塗料、
簡単に言うと、カビや藻類の微生物に対して高い抵抗性をもち
高い耐久性を発揮する塗料です。

上塗り二回目です。

上塗りが完了しました。

ホームセンターで上塗りの塗料を買うならば
「鉄部用」と書いてある塗料を探してみてください。

まさか雨漏り?どこから?

どこから雨漏りしてるのか?
点検を自分でやってみたい人への
チェックシートを用意しました。

屋根・外壁など各チェック箇所や
どのような状況が雨漏りしやすいのか
参考になるかと思います。