外壁塗装って水性で塗りますか?油性(溶剤)で塗りますか?

塗装することであなたの家は守られてます

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あなたの住んでる家の壁や屋根、どうして塗り替えをするのでしょう。
家の表面を塗装することによって、丈夫な皮膜を造りその膜が
家を覆ってしまいます。

いいかえると家の塗装面を塗装の膜で保護してくれということです。

家の外廻りには木材や鋼材、ボード等を用いています。
これらの部材に塗装をおこなっていないと腐ってきたり
錆などが発生してきて、見た目もひどいものです。

早い段階で劣化が始まり、家の耐久性が著しく低下します。



家を塗る塗料は水性、油性などの3つに分類される

塗料の種類は主に「水性塗料」、「弱溶剤塗料」、「強溶剤塗料」の
3つに大きく分類されます。

1.水性塗料

◎塗料を水と混ぜる
◎臭いがほとんどない
◎引火性がない
◎ホルムアルデヒド・VOCの放散量が見られない

水性塗料は「環境配慮型塗料」といえます。
外壁や室内の天井や壁などに塗ることが多い塗料です。
しかし乾燥中に湿気が多くあると乾燥不良をひき起すこともあり
色むらの発生や、耐久力不足になることもあります。

2.弱溶剤塗料

◎塗料用シンナーで希釈する
◎シンナーの臭いがする
◎乾燥に時間がかかる
◎耐候性・密着性に優れている
◎一般的な油性塗料はほぼ弱溶剤のこと

家の塗替え工事では鉄部や木部に弱溶剤塗料で塗ることが多いです。
水性塗料に比べると鼻につく臭い、乾きも遅いのですが、
仕上がり状態は水性塗料よりもたいへん優れています。

3.強溶剤塗料

◎ラッカーシンナーで希釈する
◎強力なシンナーの臭いがする
◎耐薬品性が多く人体への影響も考えられる
◎一般的な家の塗装には使われない

強い溶解力をもつシンナーで薄めます。他の塗料に比べて非常に臭いため、
住宅等普通の建物では殆ど使われなくなりました。が、塗料の性能としては
3つの中で一番上です。

さらに、溶剤系塗料を樹脂でふり分けると
「アクリル樹脂」、「ウレタン樹脂」
「シリコン樹脂」、「フッ素樹脂」の
4つに分類されます。



水性と溶剤の性能差がなくなってきている

キャプチャxewr
原液のまま使用する塗料もありますが、基本塗料は
水で薄める方法なのか、溶剤系(油性)で薄める方法なのか、
このどちらかということです。

ここを覚えておくと塗装の現場で職人さんとの
ちょっとした会話につながっていきます!

確かに溶剤タイプの塗料の方が水性タイプの塗料
よりも性能が優れている特徴があります。

ところが最近は環境汚染問題とかクローズアップされ
臭いのキツイ強溶剤系はほとんど使われることが
なくなってしまいました。

そのかわり、弱溶剤の耐候性能が格段に飛躍しています。
よって塗装で一番使われているのが弱溶剤では
ないのでしょうか。

ところが各塗料メーカーさんの研究が進んできて
弱溶剤に近い高性能タイプの水性塗料が続々と
開発・発売されています。

ヘタすると溶剤系と水性は以前ほどの
性能差は縮まってきているほどです。

まさか雨漏り?どこから?

どこから雨漏りしてるのか?
点検を自分でやってみたい人への
チェックシートを用意しました。

屋根・外壁など各チェック箇所や
どのような状況が雨漏りしやすいのか
参考になるかと思います。