折板屋根のケレンとサビ止め塗装|屋根の錆止め塗装は西島塗装

折板屋根のケレンとサビ止め塗装をしています

折板屋根高水圧洗浄1 20170313_R
屋根は常に太陽の光を浴び続ける部位です。

太陽光に含まれる紫外線や風雨などの影響で
思っている以上に屋根の表面には
傷み・腐食が激しく進行しているものです。

適切な時期に適切なメンテナンスを
考えていかなければいけません。

じゃないといずれ、大規模な修繕を要します。
コスト的にも時間的にも大きな負担を
背負うことになります。

築年数の古い、改修時期にきている屋根だと
築年数が10~15年の場合でしたらば

専門の業者(塗装専門店、屋根専門店)に
相談し現場調査をしてもらうといいでしょう。

折板屋根、重ねタイプ工法

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日本国内の工場や倉庫、アパート等に多く使われているのが
「折板屋根」という種類の屋根です。
写真の屋根は、重ねタイプ工法という屋根です。

タイトフレ-ムの上に取り付けた緊定ボルトに2枚の
金属屋根材を重ねて取り付けナットで締める工法です。
断面の強度に優れているのが特徴です。

折板屋根のケレンと錆止め工事

折板屋根の塗り替え工事は、普通の住宅屋根の塗装工事と
内容自体はそう大きく変わりません。

 ①高圧洗浄機で屋根に付着したゴミや汚れを洗い落とす
 ②研磨(ケレン)で屋根を綺麗に磨いていく
 ③錆を防止するための錆止め塗料を塗布する


まずはしっかり、丁寧に洗浄していきます。
折板屋根高水圧洗浄3 20170313_R

折板屋根ケレン1 20170314_R


ケレンとは、塗装前におこなう下地処理です。
別の言い方をすると、「錆び落とし」ですね。

アンカーボルトと言われる部分の錆落としをしてます。
このナットの先端部分から発錆することが多いんです。
折半屋根の塗り替えにはこの部位のケレンがとても重要です。
折板屋根ケレン5 20170314_R


上からルーフキャップの取り付けます。
ボルトの頭部分はとくに水はけが悪いので防錆対策は必須です。
このボルトキャップを取り付けることで腐食対策が改善されます。
折板屋根ボルトキャップ入れ1 20170316_R


折板屋根は山形の断面なので、
錆落としも塗装も全て手作業になります。
折板屋根ケレン3 20170314_R


このように、しゃがみ込んでの作業が続きます。
腰が痛くなります…

ケレン研磨作業は塗るより重労働です。
鉄部を研磨するということでサンドペーパーなどの
手作業ではかなり力を使います。

工事物件が仮に工場や倉庫であれば作業範囲も広いため
しばらくは根気のいる作業なんです。

折板屋根にエポキシ樹脂のサビ止め塗装する

エポキシ樹脂系の錆止め塗料を塗布していきます。
折板屋根錆止めTU3 20170315_R

ボルトキャップ前錆止め2 20170315_R

折板屋根錆止めTU4 20170315_R

屋根の塗り替え作業で注意しなければいけないこと

折板屋根上塗り2 20170316_R
屋根での塗装作業ということは当然のことながら
屋根の上に上がるわけですから高い所での作業になります。

屋根の上は高温です。直接太陽光を浴びていることで
昼間の表面温度もかなり高温になります。

プロの職人さんでも気温が高温になる夏場は
安全面を考慮してふんだんに休憩を入れながらの作業です。
特に熱中症には注意を払わなければなりません。


まさか雨漏り?どこから?

どこから雨漏りしてるのか?
点検を自分でやってみたい人への
チェックシートを用意しました。

屋根・外壁など各チェック箇所や
どのような状況が雨漏りしやすいのか
参考になるかと思います。