折板屋根のケレンとサビ止め塗装|屋根の錆止め塗装は西島塗装
折板屋根のケレンとサビ止め塗装をしています
屋根は常に太陽の光を浴び続ける部位です。
太陽光に含まれる紫外線や風雨などの影響で
思っている以上に屋根の表面には
傷み・腐食が激しく進行しているものです。
適切な時期に適切なメンテナンスを
考えていかなければいけません。
じゃないといずれ、大規模な修繕を要します。
コスト的にも時間的にも大きな負担を
背負うことになります。
築年数の古い、改修時期にきている屋根だと
築年数が10~15年の場合でしたらば
専門の業者(塗装専門店、屋根専門店)に
相談し現場調査をしてもらうといいでしょう。
折板屋根、重ねタイプ工法
日本国内の工場や倉庫、アパート等に多く使われているのが
「折板屋根」という種類の屋根です。
写真の屋根は、重ねタイプ工法という屋根です。
タイトフレ-ムの上に取り付けた緊定ボルトに2枚の
金属屋根材を重ねて取り付けナットで締める工法です。
断面の強度に優れているのが特徴です。
折板屋根のケレンと錆止め工事
折板屋根の塗り替え工事は、普通の住宅屋根の塗装工事と
内容自体はそう大きく変わりません。
①高圧洗浄機で屋根に付着したゴミや汚れを洗い落とす
②研磨(ケレン)で屋根を綺麗に磨いていく
③錆を防止するための錆止め塗料を塗布する
まずはしっかり、丁寧に洗浄していきます。
ケレンとは、塗装前におこなう下地処理です。
別の言い方をすると、「錆び落とし」ですね。
アンカーボルトと言われる部分の錆落としをしてます。
このナットの先端部分から発錆することが多いんです。
折半屋根の塗り替えにはこの部位のケレンがとても重要です。
上からルーフキャップの取り付けます。
ボルトの頭部分はとくに水はけが悪いので防錆対策は必須です。
このボルトキャップを取り付けることで腐食対策が改善されます。
折板屋根は山形の断面なので、
錆落としも塗装も全て手作業になります。
このように、しゃがみ込んでの作業が続きます。
腰が痛くなります…
ケレン研磨作業は塗るより重労働です。
鉄部を研磨するということでサンドペーパーなどの
手作業ではかなり力を使います。
工事物件が仮に工場や倉庫であれば作業範囲も広いため
しばらくは根気のいる作業なんです。
折板屋根にエポキシ樹脂のサビ止め塗装する
エポキシ樹脂系の錆止め塗料を塗布していきます。
屋根の塗り替え作業で注意しなければいけないこと
屋根での塗装作業ということは当然のことながら
屋根の上に上がるわけですから高い所での作業になります。
屋根の上は高温です。直接太陽光を浴びていることで
昼間の表面温度もかなり高温になります。
プロの職人さんでも気温が高温になる夏場は
安全面を考慮してふんだんに休憩を入れながらの作業です。
特に熱中症には注意を払わなければなりません。
まさか雨漏り?どこから?
点検を自分でやってみたい人への
チェックシートを用意しました。
屋根・外壁など各チェック箇所や
どのような状況が雨漏りしやすいのか
参考になるかと思います。