冬場の外壁塗装って大丈夫?時間帯とかちゃんと乾燥するの?
冬の季節の外壁塗装ってほんとに大丈夫なんでしょうか?
寒い寒い冬です!
「とにかく寒い」
「この年末年始に?」
「塗装に向いてるんですか?」
冬の期間の塗装ってどうなんでしょうか?
冬場は乾きが悪いからとか‥
ずっと湿ってて濡れてるからとか‥
時期的に悪いんじゃないかとか‥
などなどいいイメージが
もてないって声を聞きます。
こんな事を皆さんも思っていませんか?
しかし皆さんが思っている程、
冬は外壁塗装を始めるのに
悪い時期・季節ではないんです。
冬から始める外壁塗装もありです。
冬だから外壁塗装は無理ってことではないんです
冬だから、寒いから、塗装の作業は
無理ってことは決してありません。
住んでいる地域や場所によりけりです。
冬の時期、北国のほうでは
家を編み目のシートでぐるっと囲って
寒い空気が直接家に当たらないようにして
外壁の温度を保つような工夫をしています。
雪が降らない西側地域であれば
冬でも塗装は十分可能です。
ただ塗料が乾かないので時間がかかります。
乾燥時間はしっかりとる
必要があります。
よって施工日数が夏場より
かかってしまいます。
時間を要するので日数がかかります。
また1日の作業時間に制限もでてきます。
冬の朝は屋根上の霜や雪が解けて
じっとりと濡れてます。
これが乾くまでは塗れません。
外壁全体にも結露がたまります。
これも乾燥するまで塗装は
始めることができません。
朝の10時ぐらいからスタートして
午後4時頃で早めに切り上げます。
冬の気温低下による塗膜が伸縮する現象
冬場特有として見られるのが
気温低下による塗料温度の低下、
その関係で塗膜のタレや
スケが発生するのです。
塗料の温度が下がると塗料粘度が
高くなり希釈量にバラつきが発生します。
また溶剤の揮発速度が遅くなります。
これらの問題をふせぐには
適正な膜厚になるように
塗り重ね回数を増やすことや
揮発速度の速い溶解力のある
冬用シンナーを使うことや
塗料の希釈率をきちんと決め
薄め過ぎないようにするなどと
いった策を講じることです。
油性(弱溶剤系)の塗料であれば揮発性のため
気温はさほど影響はないと言われてます。
逆に気温が低い時に水性塗料を
使うとちんとした乾燥がされず
凍ってしまうこともあります。
正しい塗膜の形成ができずに
密着不良を起こし
はがれの原因となります。
結局、塗装をしてはいけない季節ってあるの?
では塗装作業はどの時期が
適しているのでしょうか。
答えは、どの時期でも品質は
あまり変わらないということです。
最近の塗料はひと昔前と比較して
技術が格段に進み、飛躍的に
性能が良くなっています。
冬用・夏用と施工の季節で
使い分ける塗料もあります。
塗料に目を向けるよりも
むしろ施工時での条件に
あるようです。
まさか雨漏り?どこから?
点検を自分でやってみたい人への
チェックシートを用意しました。
屋根・外壁など各チェック箇所や
どのような状況が雨漏りしやすいのか
参考になるかと思います。